ヘルシオ トースター(ウォーターオーブントースター「AX-WT1」)の口コミ|朝のパンが絶品に変化するトースターが誕生!
何かと慌ただしい朝食時は、ただ“栄養を摂る”ための時間となりがち。
ですが、毎日使うトースターをシャープから誕生したウォーターオーブントースター「AX-WT1」(ヘルシオ トースター)に変えれば、思わず目も覚めるような美味しいパンが焼けてしまいます。
ふわふわ度と焼き加減を選んでパンをトーストできるほか、惣菜のリベイクや野菜の調理も可能。
今回は、ウォーターオーブントースター「AX-WT1」を実際に使用した感想を紹介します。
ヘルシオシリーズの新製品!過熱水蒸気で調理するから“美味しい”ヘルシオ トースター
実際にウォーターオーブントースター「AX-WT1」を使ってみた
ヘルシオシリーズの新製品!過熱水蒸気で調理するから“美味しい”ヘルシオ トースター

シャープから発売されるウォーターオーブントースター「AX-WT1」は水を使って、最初から最後まで過熱水蒸気で焼き上げるタイプのオーブントースター。
こちらは2016年から展開されている「ヘルシオ グリエ」のリニューアルシリーズでもあります。
従来モデルの「ヘルシオ グリエ」より、水タンクの容量はアップしながらも、さらに横幅がサイズダウンされました。
ウォーターオーブントースター「AX-WT1」の4つの特長

過熱水蒸気を活用した調理を可能にするウォーターオーブントースター「AX-WT1」。
以下では、その魅力を4つの特長に分けて詳しく紹介します。
1.パンの美味しさを引き出す独自の設計
「AX-WT1」の最初の特長は、なんといってもシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」と同様の構造を持つ「ヘルシオエンジン」を搭載している点です。
この技術により、過熱水蒸気(100℃を超える水蒸気)をコントロールしながら、パン全体をたっぷりの過熱水蒸気で包み込みます。
その結果、パン内部の水分を逃がすことなく、外はカリッと中はふんわりとした仕上がりに焼き上がるのです。
2.キッチンにおきやすいコンパクトサイズ

また「AX-WT1」は、横幅340mmと非常にコンパクトな設計が魅力です。
シャープのヘルシオグリエ「AX-GR2」と比較し、さらなる省スペース化を実現しました。
このサイズ感は、キッチンの導線を邪魔しないだけでなく、小さめのカウンタースペースでも設置しやすいのがポイント。
省スペースでもしっかりとした機能を備えているため、限られた空間を有効に活用したい方に最適です。
3.直感的に操作しやすいデザイン

さらに「AX-WT1」の操作性は、誰にとっても使いやすいように工夫されています。
液晶表示が搭載されており、加熱設定がひと目でわかります。
また、「つまみを回してメニューを選び、スタートを押す」というシンプルな操作方法は、機械の扱いに不慣れな方やご年配の方でも簡単に使いこなせる設計です。
大きな窓からは調理中のパンが焼き上がる様子を確認できるので、楽しみながら使いたい人にも最適です。
4.自動メニューが多彩
4-1.パンの種類・ふわふわ度が選べる

「AX-WT1」には多彩な自動メニューが搭載されている点も魅力です。
“パンメニュー”では、6種のパン(トースト、厚切トースト、ピザトースト、フランスパン、ロールパン、クロワッサン)の「常温」および「冷凍」の中から選べます。
また、メモリー機能を利用すれば、パンの種類(トースト・厚切トースト)とお気に入りの焼き方をセットで保存することも可能。
最小限の操作で“お気に入りのパン”が仕上がるので、慌ただしい朝食準備をサポートしてくれます。
4-2.リベイクから野菜の調理までお役立ち

以上で紹介したメニュー以外にも、「AX-WT1」には揚げ物リベイクや焼き物リベイクなどのリベイク系に始まり、さまざまなメニューが搭載されています。
朝の忙しい時間帯でもトーストとおかず調理を同時に行なえる
「モーニングセット」、
人気のピザを焼く
「ピザ(市販品)」、
それぞれ2通りの美味しさが選べる
「もち」・「もち(やわらか)」、
「焼きいも」・
「焼きいも(低温焼き)」、
ヘルシー料理のサポーターとして頼もしい
「ノンフライから揚げ」、
「焼き野菜」など、
料理のレパートリーを広げてくれそうな機能ばかり。
さらに、付属のコーティングトレーで後片付けも楽です。
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4-3.焼き色を追加できる「あぶり」の機能も

家庭では比較的難易度の高い「あぶり」も、「AX-WT1」の機能に備わっています。
マシュマロに焼き色をつけた
“スモア”などが
楽しめます。
また、パンの表面を焼き足すのにも便利です。
4.汚れが拭き取りやすい設計

「AX-WT1」は、清掃のしやすさも考慮されています。
水タンクや焼き網、パンくずトレーが取り外し可能なだけでなく、庫内の底部まで簡単に拭き取ることができます。
さらに、付属のトレーにはコーティング加工が施されており、汚れをスムーズに落とせるため、調理後のお手入れが手間になりません。
実際にウォーターオーブントースター「AX-WT1」を使ってみた
その① デザイン

まずはデザイン性から見ていきましょう。
「AX-WT1」は幅340×奥行363×高さ270mmと、一人暮らし用のコンパクトな冷蔵庫の上にもしっかり収まるサイズ。
これなら圧迫感がなく、小さなキッチンでも悪目立ちしません。
重量は約5.0kgなので、女性でも比較的簡単に冷蔵庫の上に持ち上げられます。
その② 操作性

シンプルな操作パネルも「AX-WT1」の大きな特長。
「とりけし」「スタート」のボタンと「選択・決定」のつまみの三つですべての操作が完了するため、感覚的に操作ができます。
たとえば「トースト」を調理したいときには、つまみを回し、順番にパネルに表示されるメニューの中から「トースト」モードを選びます。
つまみを押すと「決定」、次に、枚数や「ふわふわ」度、「焼き加減」などが選べるようになるため、同様につまみでお好みのモードを選び、「決定」すればOKです。
検証①トースト(※)

※焼く前の食パン
それでは実際に「AX-WT1」を使ってトーストを調理していきましょう。
今回の検証では、2枚の食パンを“ふわふわ度1”と“ふわふわ度3”に焼き比べてみます。

本体左下の水タンクに水をセットしたら、前述の通り、希望の調理モードを選択してスタートしたら待つだけ。
開始10秒程度で水蒸気が窓につき始めます。
一般的なトースターが焼き加減だけの調整を行うのに対し、「AX-WT1」では、“焼き加減”と“ふわふわ度”の掛け合わせで好みに合わせて焼けるのも大きな魅力。
たとえば購入から数日が経ってかたくなってしまったパンは、ふわふわ度を増やして焼くことで、ふわふわに復元することができます

“ふわふわ度1”と“ふわふわ度3”のトーストが完成しました。全体像からではさほど違いは感じられません。

次に断面を見比べてみましょう。
写真ではわかりづらいですが、実際に食べると、“ふわふわ度1”より“ふわふわ度3”のトーストの方が内側からふっくらと立ち上がっている感じがあります。

“ふわふわ度1”と“ふわふわ度3”のトーストにそれぞれバターとジャムを乗せて、味を比較していきましょう。
“ふわふわ度1”のバタートーストは、表面や耳にクリスピーな食感が感じられ、香ばしさの残る味わいです。まろやかなバターとの相性も抜群。
水を使用しない一般のトースターで焼いた「いつもの美味しいトースト」といった雰囲気です。
続いて“ふわふわ度3”のトーストは、食感がしっとりとしていて、小麦の粉っぽさがまったくありません。
まるでスイーツのようにふんわりとした舌触りのため、濃厚なスープやシチューなどのお料理と組み合わせてもうまく馴染んでくれそうです。
続いて、ジャムトーストはどうでしょうか。
“ふわふわ度1”のジャムトーストは、ジャムの甘酸っぱさのなかにも小麦の香ばしさやクリスピーな食感がアクセントとして活きています。
食感はハードに、けれど味わいは甘酸っぱくしたい人におすすめです。
対して、“ふわふわ度3”のジャムトーストはパンの柔らかさと甘酸っぱさが際立ち、よりスイーツ感が増しています。
口あたりがソフトで、パンの耳も柔らかな食感なので、お子さまやお年を召した方にとっても食べやすそうです。
検証②クロワッサン

次に、2つのクロワッサンを“ふわふわ度1”と“ふわふわ度3”に焼き比べてみました。
こちらも見た目からは、あまりその違いがわかりません。
実際に食べてみて、その違いを確かめてみましょう。

“ふわふわ度1”のクロワッサンは、手触りからして表面がカリッと香ばしく焼き上げられていることがわかります。
実際に口に運んでみると、芯の方までサクサクとした食感が特長的!
味わううちに、口いっぱいにパンの香ばしさとバターの芳醇な香りが広がって、重奏的にリッチな風味が楽しめます。

“ふわふわ度3”のクロワッサンはどうでしょう。
手でちぎろうとしても、芯の方はなかなかちぎれないくらいにもっちりとした感触です。
さらに味わってみると、表面はサクサク、中は歯がいらないほどにふわっとした食感。小麦の風味が強く主張しない分、バターの甘みが目立ちます。
何もつけていないシンプルなクロワッサンなのに、まるでベーカリーで売られている上質なスイーツをいただいているかのようです。
“ふわふわ度1”と“ふわふわ度3”のトースト・クロワッサンを食べ比べた結果、共通して言えるのは「小麦の香ばしい風味やクリスピーな食感を味わいたいなら“ふわふわ度1”」、「柔らかな食感やパンの甘みを楽しみたいなら“ふわふわ度3”」がおすすめということ。
ぜひ“焼き加減”と組み合わせて、自分好みのパンの焼き方を追求してみてはいかがでしょうか。
【実践!ウォーターオーブントースター「AX-WT1」の簡単レシピ】
お惣菜を美味しく甦らせる「リベイク」

「AX-WT1」は、美味しいパンが焼けるだけではありません。
お店で購入したお惣菜や時間が経ったおかずを自宅で美味しくあたためる「リベイク」も、こちらのウォーターオーブントースターならではの機能です。
今回はスーパーで購入した冷めた小エビフライを購入し、検証していきましょう。「リベイク」モードを選択し、スタート。
フライが加熱される様子を覗き窓からみると、油がジュワッと内側から染み出し、焼き上げられていくのがわかります。
トースターの外側にも漂う、美味しそうな揚げ物の匂い。これがリベイクだなんて、にわかには信じられません。

小エビフライをリベイク前・リベイク後で比較してみました。
リベイク前のフライは衣がしなっと倒れているのに対し、リベイク後のフライは衣が立ち上がっていることがわかります。
さらに少し焼き色がついて食欲をそそります。
衣内部のエビの身を見ても、リベイク後の方がジューシーさを取り戻していることがわかるのではないでしょうか。
実食するとやはり、リベイク前の小エビフライは全体的にしなっとしていて主張のない食感。
それに対して、リベイク後の小エビフライはジューシーさも衣の立体感も出来立てのよう。リベイクとは到底思えない味わいです。
一個人の意見となりますが、「リベイク」機能だけでお惣菜が見違えるように生まれ変わるため、テイクアウト(中食)が多い方や食事を摂る時間が家族バラバラなご家庭には、強くおすすめしたい機能だと感じました。
公式レシピを使った豪華メニューにも挑戦

※砂糖はブランシュガーを使用しました。
続いてはウォーターオーブントースター「AX-WT1」で作れるレシピのうち、
フレンチトースト
作りにも挑戦してみました。
フレンチトーストは、
自宅で挑戦しても、ふわふわ具合が足りなかったり、生焼けや、焦げたりなど火加減がむずかしかったりと、なかなか難易度の高い料理のひとつ。
しかし「AX-WT1」なら、公式のレシピにならうだけで簡単に美味しい料理が完成します。
レシピ通りに卵液に浸したバゲットを、アルミホイルを敷いたコーティングトレーに載せ、手動・温度設定 220で12分間焼き上げます。

クリスピーな歯ごたえとふかふかの食感が楽しめるフレンチトーストがあっという間に完成!
たっぷりとメープルシロップをかけていただけば、まさに“ご褒美スイーツ”です。
こんなに手軽に調理ができるのなら、いままで準備や後片付けの大変さから断念していた料理にも挑戦できそう。
公式レシピを使った調理は、忙しい方はもちろん、料理が不得手な方や料理を習得したいお子さまなどにもおすすめしたい便利機能です。
「AX-WT1」を活用したレシピは
「COCORO KITCHEN レシピサービス」
に載っているので、ぜひチェックしてください。
ウォーターオーブントースター「AX-WT1」で朝から目覚めるような絶品パンを召し上がれ
忙しい朝を特別なひとときに変えるシャープのウォーターオーブントースター「AX-WT1」。
過熱水蒸気技術を利用して、パンのふわふわ度や焼き加減を自由に選べるほか、リベイク機能や多彩な自動メニューで惣菜や野菜の調理もできるとあって、毎日の料理の頼もしいパートナーになること間違いなし。
ぜひ「AX-WT1」を暮らしに取り入れ、至福のパン時間を楽しんでみてくださいね。
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2025年2月)に基づいたものです。