テレビ画面の掃除方法は?手垢や油汚れなど原因別に解説

テレビ画面の掃除方法は?手垢や油汚れなど原因別に解説
2024年12月17日
テレビ画面の掃除方法は?手垢や油汚れなど原因別に解説

テレビ画面の掃除方法は?
手垢や油汚れなど原因別に解説

テレビの液晶画面はとてもデリケート。
なにかと汚れやすい一方で、間違った方法でお掃除をしてしまうと画面の劣化や破損につながる恐れもあります。
本記事では、傷つきやすいテレビ画面の掃除方法を解説。
手垢や油汚れといった原因別にレクチャーしていくので、お掃除の際の参考にしてみてください。

  1. テレビ本体の電源を切ってプラグを抜く
  2. 表面をハンディモップではらう
  3. 細かい汚れをマイクロファイバークロスで拭き取る

テレビ本体の電源を切ってプラグを抜く

まず最初に、テレビの電源を切ってコンセントからプラグを引き抜きましょう。
つけっぱなしのままだと汚れが見えにくいのはもちろん、電源に刺したまま掃除してしまうと、テレビの故障や場合によっては感電にもつながりかねません。

テレビは精密機器のため、慎重に取り扱うようにしましょう。

表面をハンディモップではらう

電源を切ったら、表面のほこりをハンディモップで払いとります。
毛足が長めのアイテムを使うと、画面を傷つけにくく、ほこりも絡めとりやすくなるのでおすすめです。
掃除の際のポイントは、軽く撫でるように払い落とすこと。
力任せに押し付けてしまうと、モップの芯が当たって画面を傷つけてしまうことがあるので注意しましょう。

細かい汚れをマイクロファイバークロスで拭き取る

ある程度表面のほこりを落とすことができたら、マイクロファイバークロスで細かい汚れを拭きとりましょう。
とにかく、繊維が細かく柔らかい素材のもので拭き上げることが重要です。

食品などの跳ね汚れが落としにくい場合は、専用のクリーニングクロスを使うのもおすすめ。
もしくは、100倍程度に薄めた中性洗剤にクロスを浸し、固く絞ったもので拭きとってください。仕上げに乾拭きも忘れずに。

ここでは、汚れの原因別に掃除方法を解説。
汚れの種類によって性質が異なるため、汚れに合わせた掃除方法を知っておくと便利です。

手垢

テレビ画面を消すと目立つ手垢や指紋は、ほとんどが皮脂由来の汚れ。
画面についた脂がほこりを呼び、手垢の上にほこりが付着しているケースが多いので、まずはハンディモップでほこりを払います。

その後、基本の掃除方法と同じようにマイクロファイバークロスで手垢を拭きとりましょう。
手垢や指紋の目立つ部分をゴシゴシこすってしまいがちですが、あくまで優しく拭き取ることが重要です。

ほこり

テレビ画面のほこり汚れは、フワフワのハンディモップで払い落すのがおすすめ。画面を傷つけないよう、優しく払いましょう。

静電気でくっついていたり、薄くかぶっていたりする程度のほこりはハンディモップで落ちますが、汚れの上に付着したり厚く蓄積したものは、さらにマイクロファイバークロスなどで拭きとるのがおすすめ。
濡らして絞ったクロスを使用する場合は、最後にきちんと乾拭きも行いましょう。

油汚れ

クロスで拭いても落ちない油汚れは、100倍程度に薄めた中性洗剤の溶液にマイクロファイバークロスを浸し、固く絞ったもので拭き上げるとよいでしょう。
水滴が画面に残ったり、拭き後が目立たないよう水気はしっかり絞るのがポイント。

そのあとに乾いたクロスやキッチンペーパーなどで乾拭きを行います。
汚れが落ちにくい場合は、この工程を何度か繰り返してみましょう。

デリケートなテレビ画面の掃除で、やってはいけないNG行為もチェックしておきましょう。
意外とやってしまっていたり、日常のお掃除をこれで済ませてしまったりしている方は要注意。
テレビを長く使うためにも、取り扱いは慎重に行いましょう。

水拭き

テレビは精密機器のため、水濡れによる故障を防ぐためにも水拭きは避けましょう。
とくに、手軽だからといって布巾やティッシュを濡らして拭くのはNG!

繊維の荒い素材で画面を拭いてしまうと傷になってしまう可能性があるだけでなく、繊維が残って汚れて見えてしまうことも少なくありません。

アルコールやエタノールの使用

アルコールやエタノール、ベンジンなどといった揮発性の高いものは、液晶テレビのコーティングを劣化させたり、化学反応を起こして画面が白く曇ってしまったりとテレビの損傷の原因になりかねません。

除菌シートやアルコールスプレーなどをリビングに置いているご家庭も多いかもしれませんが、テレビへの使用は避けたほうが良いでしょう。

ティッシュペーパーの使用

サッと手に取れて手軽なティッシュペーパーですが、繊維が硬くテレビ画面の掃除には向きません。傷をつけたり、繊維残りの原因になるのでティッシュでのふき取りは避けましょう。

スプレー洗剤や液体クリーナーの使用

掃除用のスプレー洗剤や、液体クリーナーも電化製品にはNG。
画面にだけ付けたつもりでも、フレームの隙間をはじめとした思わぬ部分から洗剤が入り込み、故障の原因になりかねません。

また、洗剤をそのまま吹き付けると落としきれず拭き残りが目立つことも。
落としにくい汚れを洗剤で落としたい場合は、薄めた溶液にマイクロファイバークロスなどを浸し、硬く絞ったもので拭き上げましょう。

研磨剤入りグッズの使用

文字通り物の表面を研ぎ磨くことできれいにする研磨剤入りグッズは、テレビ画面の表面を傷つけるので使用不可。
画面表面のコーティングが剥がれてしまうため注意しましょう。

なにかと汚れやすいテレビ画面は、繊細な分お掃除にも気を使います。
お手入れをなるべく軽減したいなら、日ごろから画面に汚れをつけないようにしておくことが大切。
日常生活の中で、テレビ画面の汚れを防ぐ方法を解説します。

画面を直接さわらない

まずはなにより、テレビ画面に直接触れないようにすること。
普通に生活しているだけでテレビにほこりは積もってしまうものですが、画面についた手垢がほこりを呼び、より目立ってしぶとい汚れになってしまうケースもしばしば。

小さなお子さんのいるご家庭ではなかなか難しいこともあるかもしれませんが、なるべく画面には触れないよう心がけてみてください。

テレビの近くで食事や歯磨きをしない

多くのご家庭でテレビを見ながら食事をするということもあるかもしれませんが、食品の汁や油、そして歯磨き粉の跳ね汚れ防止のためにも、テレビ付近での食事や歯磨きは避けるのが良いでしょう。

とくに歯磨き粉は研磨剤。
白い汚れが目立つだけでなく、落とす際に注意を払わないと画面に傷をつけてしまう可能性があります。

液晶カバーを付ける

上記ふたつの汚れを避けるのにおすすめなのが、液晶カバーをつけること。
テレビにひっかけるパネルタイプや、画面に直接貼り付けるフィルムタイプなど、種類もさまざまあります。

汚れが直接付着するのを防止してお掃除が楽になるだけでなく、傷防止にもなるためぜひ検討してみてください。

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テレビは精密機器で、なかでも液晶画面はデリケートなパーツ。手軽だからという理由で間違った方法で掃除をしたり、不適切なアイテムを使用してしまったりすると、テレビの使用寿命を短くしてしまう原因にもなります。

大切なテレビを長くきれいに使うためにも、画面は正しい方法で掃除するよう心がけましょう。

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年11月)に基づいたものです。