トリートメントの適切な頻度は?【美容室・自宅】の場合に分けて徹底解説!

トリートメントの適切な頻度は?【美容室・自宅】の場合に分けて徹底解説!
2025年6月24日
トリートメントの適切な頻度は?【美容室・自宅】の場合に分けて徹底解説!

トリートメントの適切な頻度は?【美容室・自宅】の場合に分けて徹底解説!

美しい髪を育てるために必要不可欠なトリートメント。
しかし、一体どのくらいの頻度で行えばよいか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、適切なトリートメントの頻度を『自宅編(ホームケア)』と『美容室編』に分けて解説します。

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トリートメントには、主に髪のダメージを補修する効果があります。
カラーやパーマなどによって負担がかかった毛髪の内部に水分や油分などのケア成分を取り込み、毛髪表面を保護して外部刺激から守ります。
髪の内側に栄養を届け、表面を保護することで、しなやかでツヤのある美しい髪へと導きます。

リンスやコンディショナーとの違い

  • リンス&コンディショナー:髪の「表面」を保湿する
  • トリートメント:髪の「内部」に浸透し補修する

リンス・コンディショナー・トリートメントはどれもシャンプーのあとに使用するものですが、その違いは髪の「表面」に働きかけるか、「内部」に働きかけるかという点にあります。

リンスとコンディショナーは髪表面を油分でコーティングし、すべりやまとまりをよくしてくれます。
内部から補修するというより、見た目や手触りを整えることに特化しています。

一方でトリートメントは、加水分解シルクや加水分解コラーゲンなど髪の内部へ作用する成分が配合されており、髪の内側からダメージケアが可能。
傷みによるパサつきや広がりまでケアしてくれます。

トリートメントが特別なケアであることは分かりましたが、一体自宅ではどのくらいの頻度で行うのがよいか迷っている方もいるかもしれません。
ここからは、自宅でトリートメントを行う場合の最適な頻度について解説していきます。

自宅トリートメントの頻度の基本は「毎日」

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基本的に、女性も男性も自宅でのトリートメントは毎日行うのがよいでしょう。
市販のトリートメントは効果が何日も持続するように作られているわけではなく、一日活動したりシャンプーをしたりするだけでも成分が落ちてしまいます。
そのため、こまめに使用するのがおすすめです。

また、髪は紫外線や摩擦などによって日々ダメージが蓄積されていくため、そういった意味でもホームケアの積み重ねが重要と言えます

サロン専売品を使用する場合の頻度は「週1回ほど」

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市販のトリートメントではなくサロン専売品のトリートメントを使う場合は、週に1~2回の頻度に抑えるのがよいと言われています。

サロン専売品のトリートメントは一般的なものより高い効果が期待されており、成分が数日間残るように作られているものもあります。
毎日使うことで、逆に髪がベタついてしまう原因にもなりかねないため、頻度を抑えて使用しましょう。

一般的なトリートメントと比べて値段も高いため、週1~2回は専売品を使い、他の日は市販品を使うなどして賢くケアするのがおすすめです。

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シャープから生まれた、素肌と髪の健康に向き合う化粧品ブランド「クリスタリーク」。
なかでも『スキャルプケアシャンプー&トリートメントセット』は、自宅にいながら毎日サロン級のヘアケアができる商品です。

植物由来の11種類*¹のスキャルプケア成分を配合し、髪の根本から毛先まで指通りの良いツヤ髪に導きます。
また髪と頭皮にマイルドな6つのフリー処方*²で、髪への負担を軽減しながらケアできるのもポイント。

森林浴をしているかのような、安心感のあるハーバルウッディの香りも魅力です。

*¹保湿・肌荒れケア:サガラメエキス、クララ根エキス、ヤグルマギク花エキス、グリチルリチン酸2K、アーチチョーク葉エキス、オウゴン根エキス、リンゴ果実培養細胞エキス、ユズ果実エキス、マヨラナ葉エキス、オランダガラシ葉/茎エキス、セイヨウイラクサ葉エキス
*²サルフェートフリー、シリコンフリー、パラベンフリー、合成着色料フリー、鉱物油フリー、紫外線吸収剤フリー

美容室では本格的なトリートメントの施術を受けることができますが、果たしてその場合の頻度はどのくらいが適切なのでしょうか。
ここからは、美容室でトリートメントを行う場合の最適な頻度について解説していきます。

美容室でのトリートメントの頻度の基本は「月1回程度」

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美容室でトリートメントを行う場合は、月に1回程度がおすすめです。
一般的に美容室で使用されるトリートメントは市販品に比べて成分が濃く、シャンプーをしても落ちにくいという特長があります。

また、美容師さんがそれぞれの髪の状態に合わせてベストなケアをしてくれる点も、効果が持続しやすい理由のひとつと言えます。

一ヶ月から半年間は月に1回の頻度でトリートメントを行ってみて、様子を見てみるのがおすすめ。
続けてみて髪のダメージが和らいだ場合は、頻度を落とすことを検討してみてもよいでしょう。

美容室でのトリートメントを長持ちさせる方法

  • 洗浄力がマイルドなシャンプーを使用する
  • 自然乾燥は避ける
  • 自宅でのトリートメントを毎日行う

洗浄力がマイルドなシャンプーを使用する

せっかく美容室でトリートメントをしても、自宅で高級アルコール系シャンプーのような洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと、髪に入れた栄養成分が流れてしまう可能性があります。
トリートメントの持ちをよくするために、洗浄力のマイルドなアミノ酸系のシャンプーを使うとよいでしょう。

自然乾燥は避ける

髪は、濡れている間が一番繊細な状態だと言われています。
ドライヤーで乾かさずにそのままにしていると、開いたキューティクルからトリートメント成分が抜けていってしまいます。

そのため、お風呂から上がったら自然乾燥は避け、根本からしっかり髪を乾かしましょう。

自宅でのトリートメントを毎日行う

美容室でのトリートメントは、髪の内部を修復する成分のほか、手触りをよくしたりツヤを出したりするためのコーティング成分が含まれています。

そのため、何もケアせずに放置してしまうと、髪の表面を覆うコーティングが落ちてしまう可能性も。
洗い流すトリートメントと洗い流さないトリートメントを併用して、できるだけ栄養成分が逃げないようにケアしましょう。

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髪を美しい状態でキープするためには、月に1回程度の美容室でのトリートメント+毎日のホームトリートメントがおすすめ。

月に1回、髪の内部に栄養を届けて補修し、毎日のホームケアでその栄養を逃さないようにすることが美しい髪への近道と言えます。
もちろんトリートメントだけでなく、丁寧にシャンプーをすることや、自然乾燥をしないことも重要です。

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Q1.自宅で毎日トリートメントをしてもいいの?

市販品のトリートメントは、毎日使用しても問題ありません。
市販品の多くは効果が何日も持続するものではなく、シャンプーで自然に落ちるように作られているため、毎日使用しても髪の負担になりにくいと言えます。

ただし、自宅でサロン専売品のトリートメントを使用している場合は、週に1~2回がおすすめ。
製品の使用頻度を確認したうえで、正しく使用しましょう。

Q2.男性の最適なトリートメントの頻度は?

男性も、基本的には毎日がおすすめ。
パーマやブリーチ、縮毛矯正などをしている方はとくにダメージを受けやすいため、毎日トリートメントでしっかりケアすることが大切です。

なお、髪の短い方や坊主・スキンヘッドの方は、トリートメントは不要だと言われています。
トリートメントが頭皮につくと毛穴が詰まり、頭皮が臭ったり、髪が育ちにくくなったりといったトラブルに繋がってしまう可能性があるためです。

Q3.髪の長さによってトリートメントの頻度は変わる?

どんな髪の長さでも、紫外線や摩擦によって日々多少のダメージは受けるため、自宅でのトリートメントは髪の長さに関わらず毎日行うのが理想です。

美容室でのトリートメントに関しては、必然的にロングヘアの方が多くなる傾向にあります。
理由は、ショートヘアの方はダメージがひどくなる前に髪をカットすることが多いため。
ブリーチやパーマなどダメージを受けやすい施術をしない限り、トリートメントの必要性がない場合が多いです。

トリートメントの頻度について、自宅(ホームケア)と美容室の場合に分けてご紹介しました。
美しい髪を育て、保つためには、適切な頻度のトリートメントケアはもちろん、シャンプー選びや乾かし方も重要です。
取り入れた栄養を逃さないケアを心がけて、健やかで美しい髪をキープしましょう。

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