写真や動画でスマホの保存容量(ストレージ)が足りない?SDカードの活用とRAM・ROMの選び方

写真を撮ろうとしたら、保存先の空きが少ない。新しいアプリを入れたいのに、何かを消さなければならない。そんなときは、まず「設定」→「ストレージ」を開いて、何が本体の保存容量を使っているかを見てみましょう。写真や動画が多ければ別の場所へ移す、アプリが多ければ使っていないものを削除する、と対処を選べます。
買い替えを考えているなら、ゲームをあまりせず動画もあまり撮らない方にはROM 128GB、写真や動画をよく撮りゲームも楽しむ方にはROM 256GB、長い動画をよく撮る方や大容量のゲームを楽しむ方にはROM 512GBを選択の目安としておすすめします。
RAM・ROMとは?

スマートフォンの仕様にあるRAMとROMは、どちらもGBで表すメモリですが、役割が違います。ROMは「ストレージ」「内部ストレージ」「本体の保存容量」と呼ばれることもあります。ROMはもともと「Read Only Memory」の略ですが、スマートフォンでは写真やアプリを保存する場所を指します。RAMは「Random Access Memory」の略で、アプリを動かすときにデータを一時的に置く場所です。RAMの内容は電源を切ると消え、ROMに保存したデータは電源を切っても残ります。
| 項目 | RAM(作業用のメモリ) | ROM(保存用のメモリ・ストレージ) |
|---|---|---|
| 役割 | アプリを動かすための作業場所 | 写真・動画・音楽・アプリなどを保存しておく場所 |
| 足りなくなると | スマホの動作が遅くなる。アプリの起動や切り替えに時間がかかる。Webページの表示がスムーズでなくなる | アプリを新しくインストールできない。写真・動画・音楽を保存できない |
| AQUOSのメモリサイズ | 4GB・6GB・8GB・12GB | 128GB・256GB・512GB |
写真を保存する空きがなくなったときはROM、スマホの動きが重いときはRAMが関係します。SDカード(microSDカード)は、写真などの保存先を増やすもので、RAMの代わりにはなりません。
また、ROMの一部はシステムや初めから入っているアプリが使います。128GBや256GBのすべてを、自分の写真や動画に使えるわけではない点も覚えておきましょう。
いまのスマホで空きを作るには

「設定」→「ストレージ」で、何が多いかを調べましょう
「設定」→「ストレージ」を開くと、ストレージの使用量と、写真・動画・アプリなどの内訳が表示されます。表示される項目名は、機種やOSのバージョンで異なります。

※画面は一例です。
写真が多いと思っていても、ダウンロードした動画やアプリのデータが大きな割合を占めていることがあります。どの項目を減らすと空きが増えるかを、先に見つけましょう。
写真や動画を、パソコンやクラウドへ移しましょう
写真や動画は、パソコンに取り込むか、Googleフォトなどの写真を保存できるクラウドサービスに預けると、本体の外に残せます。旅行や行事のあとにまとめて移すなど、移すタイミングを決めておくと、次に撮る分の空きを用意しやすくなります。
移したあとは、保存先で写真や動画を開けることを確かめてから、スマートフォン本体の写真や動画を削除します。保存先へコピーしただけでは、本体のストレージの使用量は減りません。Googleフォトなら、バックアップが終わった写真や動画を、アプリの「空き容量を増やす」から本体だけ削除できます。
空き容量を増やす操作は、AQUOS使いこなし技「Androidスマホの内部ストレージの空き容量を増やすには?」でも画面つきで紹介しています。
使っていないアプリや、不要なファイルを削除しましょう
見終わった動画、聴かなくなった音楽、使っていないアプリを削除すると、空きが増えます。ゲームなどのアプリは、削除するとアプリ内のデータも消えることがあるため、引き継ぎの方法が用意されていれば先に済ませておきましょう。
それでもすぐに空きがなくなるなら、使い方に対してROMが小さくなってきた可能性があります。買い替えのときは、ROMの大きい機種を選ぶのがおすすめです。
ROM容量は使い方で選びましょう

以下は、使い方から選ぶための目安です。写真の画質や動画の長さ、ゲームの大きさで、必要な空きは変わります。
| おすすめのROM | こんな使い方の方に |
|---|---|
| 128GB | 電話・メッセージ・SNS・地図が中心。ゲームはあまりせず、動画もあまり撮らない |
| 256GB | 写真や動画をよく撮る。ゲームもいくつか楽しむ |
| 512GB | 長い動画をよく撮る。大容量のゲームを楽しむ。何年分もの写真を本体に入れて持ち歩きたい |
ゲームをあまりせず、動画もあまり撮らない方には128GBをおすすめします
連絡や調べものが中心で、写真はときどき撮る程度。ゲームもあまりしない。そのような使い方なら、ROM 128GBが候補になります。
SDカードに対応した機種なら、写真や動画をSDカードに保存して、本体の空きを保つこともできます。
写真や動画をよく撮り、ゲームも楽しむ方には256GBをおすすめします
家族の写真をすぐ見返したい、旅行の動画も本体に入れておきたい、ゲームもいくつか楽しみたい。そのような使い方には、ROM 256GBをおすすめします。
いまROM 128GBの端末を使っていて、写真を移してもすぐに空きが少なくなる方は、大きいROMを選ぶと安心です。
長い動画や大容量のゲームを楽しむ方には512GBをおすすめします
行事や旅行の動画を長く撮る、データの大きいゲームを楽しむ、何年分もの写真を本体で見返したい。そのような方には、ROM 512GBが候補になります。
写真や動画は、撮影時の画質・長さでファイルの大きさが変わります。いまのスマホで写真や動画がストレージをどのくらい使っているかを見ると、自分の使い方に合った判断ができます。
SDカードを使えば、写真や動画の保存先を増やせます

SDカード(microSDカード)に対応した機種なら、SDカードを入れるだけで、写真・動画・音楽の保存先が増えます。カメラの設定の「保存先設定」でSDカードを選んでおけば、撮った写真や動画をSDカードに保存できます。
アプリそのものは、本体のROMにインストールされます。SDカードに移せるのは、写真・動画・音楽などのファイルです。
| 機種 | SDカード(microSDXCカード) |
|---|---|
| AQUOS R10 | 最大2TBに対応 |
| AQUOS sense10 | 最大2TBに対応 |
| AQUOS wish6 | 最大2TBに対応 |
| AQUOS R11 | 非対応 |
| AQUOS R9 pro | 非対応 |
SDカードは、製品によって保存できる量(最大2TBまで)や種類が異なります。SDカードにも保存できる量の上限があるので、大切な写真や動画は、パソコンやクラウドにもコピーを残しておくと安心です。
RAMの大きさで、スマホの快適さが変わります
RAMは、アプリを動かすための作業場所です。地図を見てからメッセージに戻る、写真を編集してから共有するなど、スマートフォンでは複数のアプリを行き来します。
| RAMが小さいと | RAMが大きいと | |
|---|---|---|
| アプリの切り替え | 戻ったときに読み込み直しが起きやすい | アプリを切り替えても、元の画面の続きからすぐに使える |
| ゲーム・動画編集 | 動きが重くなることがある | なめらかに動かしやすい |
電話・メッセージ・SNSが中心ならRAM 4GB〜6GB、アプリを行き来しながら使う方やゲームをよくする方はRAM 8GB〜12GBが目安です。RAMの大きい機種は上位のシリーズに多く、そのぶん本体の価格も上がります。
遊びたいゲームが決まっている方は、ゲームの配信ページなどにある推奨スペック(必要なRAMなど)も見ておくと安心です。
AQUOSのシリーズごとのRAMとROM

AQUOSは、機種ごとにRAMとROMの組み合わせが異なります。シャープ公式通販COCORO STOREで販売しているSIMフリー端末のRAMとROMは、次のとおりです。
| シリーズ | 機種 | RAM | ROM | こんな使い方に |
|---|---|---|---|---|
| ベーシックモデル(AQUOS wish) | AQUOS wish6 | 4GB | 128GB | 電話・メッセージ・SNSが中心。写真や動画はSDカードにも保存したい |
| スタンダードモデル(AQUOS sense) | AQUOS sense10 | 6GB | 128GB | 毎日写真を撮る。ゲームはときどき |
| AQUOS sense10 | 8GB | 256GB | 写真や動画をよく撮る。ゲームもいくつか楽しむ | |
| ハイエンドモデル(AQUOS R) | AQUOS R10 | 12GB | 256GB | 動画やゲームを存分に楽しみたい。SDカードも使いたい |
| AQUOS R10 | 12GB | 512GB | 長い動画や大容量のゲームを本体に保存しながら、SDカードも使いたい | |
| AQUOS R11 | 12GB | 512GB | 長い動画や大容量のゲームを、本体だけでたっぷり保存したい | |
| AQUOS R9 pro | 12GB | 512GB | 長い動画や大容量のゲームを、本体だけでたっぷり保存したい |
AQUOS R11のSIMフリー端末はROM 512GBの1種類です。通信キャリア版のAQUOS R11はROM 256GBなので、本体にたくさん保存したい方には、SIMフリー端末を選ぶメリットがあります。
ほかの機種も含めてRAMとROMを並べて見たいときは、AQUOSの機種比較が便利です。メモリ以外の違いは、AQUOSシリーズの違いで紹介しています。
購入するときは、スペックページやカタログに書かれたRAMとROMを見て、機種を選びます。新しい端末へ写真やアプリを移す準備は、スマートフォンのデータ移行ガイドもご活用ください。
大容量ROMモデルもそろうSIMフリーのAQUOSは、シャープ公式通販COCORO STOREで購入できます。